「今一番欲しいのは、学校」 1日目は、石巻市の墓の瓦礫撤去

全教 東日本大震災救援ボランティア参加報告その1

「今一番欲しいのは、学校」

1日目は、石巻市の墓の瓦礫撤去

1日目は、石巻市の、門脇小学校の子どもたちが避難した日和山の下の西光寺の墓の片付けをしました。当日、近くの家が流されて来て、それに加えて、近くの日本製紙のパルプのロールが流れて来てそれがヘドロになって、お墓地全体が瓦礫の山になっていました。
「お盆を前に少しでも片付けて」との西光寺の住職さんの要請に応えて、250名で取り組みました。

昼休みには、日和山に登り、門脇小学校出身の元宮城高教組委員長の菊地先生から、石巻市の被災の説明がありました。

(上の写真は、燃えた姿のままの門脇小学校、燃えたのは、当日避難してきた自動車が校庭にいっぱい駐車していたが、津波で自動車同士が揉まれるようにぶつかり合って、漏れたガソリンに着火したちまち火の海になってしまった。奇跡的に大金庫の中の卒業証書だけが無事で、卒業式ができたそうだ。このエピソードは、「ふたたびここから」池上正樹著、ポプラ社に詳しい)

参加者からの「今、全国の教職員に訴えたい事は何ですか?」との質問に「物見遊山で被災地に来るな、という人もいるが、物見遊山でも何でもとにかく此処に来てほしい。ここにきて、景色と空気を感じたら物見遊山でなくなるから」と、訴えられました。

午後の作業中には、遺体が発見され警察が引き取りに来ました。

作業終了後宮城高教組の委員長さんから、教育の現状について報告がありました。
今、学校で困っていることは、瓦礫の集積場が横にある高校では、授業中、蠅が顔中にまとわりついて、勉強に集中できない。

避難所に居る子どもたちに「今一番欲しいのは、なんですか?」と聞くと異口同音に「今欲しいのは、学校。次が家」と答えるそうです。

また、石巻市での復興は、漁業の回復です。
同じ組合が下に付く団体だけど今までほとんど接点は無かったのに、今回初めて、漁協と教組とで共同でシンポジュウムを開いたら、宮城県知事が「水産特区を」等と漁業者切り捨てを打ち出しているので、漁業者の方から先に「最後に団結頑張ろう!をやろうと呼び掛けて来て、取材に来ていた新聞記者も含めて一緒に「団結頑張ろう!」をやりました。

等の報告がありました。
今、松島の駅で電車を待っています。(中路)