6.勤務時間の割振り変更の取り扱い

<資料>市教委文書 勤務時間割振り変更実施要領

教委校(全)第664号平成22年3月26日

勤務時間の割振り変更の取り扱いについて(全教職員)

1 割振り変更を認める前提条件

① 勤務時間は、規則により定められているものであり、規則を超える対応であることから、勤務時間の変更は必要最小限かつ対外的にも変更しなければならない明確な理由が説明できるものでなければならない。

 また、勤務時間をずらす対応をする前に、通常の勤務時間の中で業務を終えることができないかを十分に検討し、真にやむを得ない場合に限ることとする。

② 1日の勤務時間自体を変更するのではなく、あくまでも始業時間を変更するものであり、通常の勤務時間よりも早くに勤務が開始されるのであれば、当然、終業時間も早まるもので、通常よりも早く学校園を退勤することが前提である。

 ただ単に長時間勤務の時間が増加するということになってはならない。

③ 割振りの最小単位は15分刻みとする。

④ 校園長からの命令行為であるが、遠方から通勤する教職員や保育事情(介護事情)のある教職員に強制的に変更できるものではない。少なくとも1週間前までには本人に周知すること。(緊急時を除く)

⑤ 勤務時間の変更は、校務運営の必要上から、校園長からの命令により行うものであり、教職員個人の都合(交通機関のダイヤの関係上早く着く。仕事がたまっているので早く来て済ませたい。など)で変更するものではない。また、事後になって実情に合わせて変更するものでもない。

⑥ 割振り変更は事前の命令であり、当日、個人の都合で命じられた時間に出勤等ができない場合は、割振り変更された時間からの遅参処理等の対応となる。

2 割振り変更の手続

① 校園長は、あらかじめ(基本的に1週間以上前)に割振り変更を命じようとする教職員に対し、割振り変更を命じる業務内容、時間を説明すること。

 ただし、緊急やむを得ない場合はこの限りでない。

② 校園長は勤務時間変更命令簿に記入し、勤態処理担当者は勤務時間の変更を「教職員勤務状況事務処理システム」に反映する。

3 その他

平成7年4月7日付け「大阪市立学校の府費負担教職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則の施行について(通知)」1(3)及び平成7年4月7日付け「大阪市立学校の市費負担教員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則の施行について(通知)」1(2)の取り扱いについては従前のとおりとするが、その場合も、勤務時間変更命令簿の作成及び「教職員勤務状況事務処理システム」に反映については行うこととする。

勤務時間割振り変更実施要領 《参考》

1 割振り変更を認めるケース

① 学校(学年)行事及びその準備のために一部の教職員が通常の勤務時間よりも早く勤務に従事する場合

・ あいさつ運動や、募金活動の立会い、学芸会、観劇などの準備のため特定の教職員のみ通常の勤務時間以前から勤務に従事する必要がある場合。

② 児童生徒の付添出張などのために通常の勤務時間よりも早くに勤務に従事する場合

・ 心臓健診のため、通常の勤務時間よりも早く児童生徒を集合させる場合。

・ 現地集合で出発する修学旅行等で、付き添い者ではなく緊急連絡等のために、通常の勤務時間以前に集合場所に参集する場合。

・ 遠足などで、通常の始業時間前に出勤する必要がある場合。

③ 出張先での用務開始が通常勤務時間よりも早い(遅い)場合

・ 定時制の学校の教員が午前中からの研修、説明会等に参加する場合

ただし、授業に支障がない場合に限る。授業に支障がある場合は出張を命じてはならない。

事務職員の場合は、超過勤務命令での対応も可

・ 事務職員が行政研修(9時開始17時30分終了)参加する場合。

ただし、あくまでも出張先での用務の開始時問が勤務時間の始まりであり、出張先までの移動時間は考慮しない。

超過勤務命令での対応は不可

④ 校長の命令による校門指導・登校指導

・ 教職員の合意のもとに校長が業務命令として行うによるものに限る。必ずローテーション表など、誰がどの時間から行うか分かる物を作成すること。

教職員の自発的行為によるものは対象外。

⑤ 学校の工事などの立会いのために通常の勤務時間よりも早く勤務に従事する場合。

⑥ 授業時数の確保及び特色ある学校づくりのために教職員の合意のある場合。(高等学校に限る)

2 認めないケース

① クラブ活動の早朝練習(いわゆる朝練)。

② 通勤途中など学校に到着する前に行う家庭訪問。

③ 通常の勤務時間を超えて行われる研修への参加以外で、勤務時間を後ろにずらすこと。

④ 単に早朝の開門を行うためだけに管理作業員の勤務時間を変更すること。